2016年06月30日

ブログがスパム判定されるとどうなる?チェックと改善手順

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スパムメールという言葉を、セキュリティの話で聞いた事がある方は多いと思います。
メール関係で使われるスパムとは、何らかの方法で不正に知ったメールアドレスに対して無差別に、広告メールを配信することです。
一般的に迷惑メールと呼ばれるものです。

缶詰のSPAMがスーパーで売っています。
スパムメールの語源は、この缶詰から来ています。

イギリスにモンティパイソンというコメディグループが居ました。
彼らのコントで欲しくもないスパムを注文させられるシーンがあり、そこから無用な広告を押しつけてくる手法がスパムと呼ばれるようになったそうです。

今回はメールでは無く、ブログサイトのスパムの話です。
Googleなどの検索エンジン運営側が、ブログをスパムページと判定する事があります。
広告だけが判定される訳ではなく、色々な要因でスパム判定されますので、気をつけねばなりません。

スパム判定されたサイトはどうなるか?

普通にブログを運営していれば滅多にある事ではないのですが、突然アクセス数が落ちるとか、検索結果に表示されなくなった場合は、ブログがスパム判定されている可能性があります。
スパムサイトと判定されると、サイト運営に支障をきたす状態に陥ります。

検索順位が下がる→検索順位が凄まじく下がる→アクセス件数が落ちる→検索結果に表示されなくなる→インデックスの削除

こんな感じで段階的に影響が出る事が多いようです。
悪質な場合、突然最悪のインデックスの削除となる場合もあります。

インデックス削除されると、ペナルティを解除するまで検索結果に表示されません。
サイトは存在するけど、誰にも見えない場所に存在している状態になります。

サイトが「島流しの刑」になったも同然です。
俗に「Googleにハブられた」とか「Google八分」と呼ばれています。

検索結果に表示されなければ、当然検索結果からの訪問が無くなります。
多くのブログは、ワード検索からの流入が半数を超えていると思いますので、ブログとしてはかなり致命的です。

突然アクセスが減った場合は、一度確認した方が良いでしょう。

何をするとスパムサイトと判定されるか

こちらの公式ページにガイドラインがあります。

ガイドラインに沿っていれば問題ないのですが、少しでも違反があるとスパムサイトとみなされペナルティを受ける事になります。
公式は、ちょっと難しい文章なので簡単に説明します。

・コンテンツの自動生成
自動翻訳したものを生成してページを公開する手法です。
自動翻訳を使っても適切な文章になるよう、人が手を入れたものは問題ありません。

他人のサイトをソフトを使って要約したり、無断複製したコンテンツページを生成するなどもこれに当たります。
楽にページを増やせますが、他人のふんどしで相撲をとるようなものなので、止めましょう。

・リンク プログラムへの参加
リンクプログラムとは、被リンク(最近は発リンクもあるとか)を売買する仕組みです。
リンク数は検索結果に影響を与えるため、リンク数がサイトの人気度要素としてカウントされるという検索エンジンの仕組みを利用して商売にしている業者が居ます。

こういった手法は、正当な検索結果が出なくなるため禁止です。
お金を出してリンクを買うサイトばかりが上位表示されたら、順位は金次第ということになってしまいますね。

・オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
内容が無いサイトはダメって事です。
自動生成コンテンツ、誘導ページ、無断複製コンテンツ、商品の説明とレビューをコピーしたまま掲載しているコンテンツ、など内容が無いコンテンツは、認めませんという事です。

こんな事をするのは、一部の悪徳業者だけだと思いますが「誘導ページを作るメリットは大きい」と解説しているサイトもあるので、気を付けてください。

・クローキング
検索エンジンのクローラーが認識するサイトとユーザーが見るサイトが、違うものになるよう細工する事です。
検索エンジンだけに見せるサイトにワードをテンコ盛りにして検索順位を上げ、人には別ページを見せるような事を意図的にやってはいけません。
クローラーでは、判断できないものは人が手動でチェックしているようです。

PCページとスマホページを作って、アクセスを振り分ける設定は、同じ内容のページでもクローキングに該当しません。

・不正なリダイレクト
リダイレクトは、サイトの引越しなどの際に良く使われる技術です。
リダイレクトを使うと、以前のURLにアクセスしても、自動的に新ページのURLに飛ばされるようになります。

検索エンジンと人が同じサイトにアクセスしているのに、まったく違うコンテンツにリダイレクトするような仕組みはダメです。
PCから見ると通常のページが表示されるのに、スマホから見るとスパムページにリダイレクトするように仕組まれたサイトが過去に多くあったようです。

正当なリダイレクトであれば、問題ないでしょう。

・隠しテキストや隠しリンク
隠しテキストと呼ばれる方法(白い背景に白い文字でテキストを表示など)を使うとクローラーと人で認識が変わります。
クローラーは白い文字でもテキストと見なしますが、人には白い背景の上にある白い文字は見えませんので不正とされる可能性があります。

キーワード検索されるよう隠し文字をいっぱい埋め込んで、検索に引っかかやすくするのは、クローラーを騙すことになるので良くありません。
購入したテンプレートに隠しテキストが入っていて、知らないうちに使っていたなんて事もあるようです。

・誘導ページ
引っかかりやすい検索ワードを使ったページを作り検索上位に表示させ、意図するページに飛ばす方法です。
Googleは、検索結果に表示されるサイト自体がコンテンツである事を求めています。
別サイトに誘導するための内容の無い案内ページは、ユーザーの利便性を損なうので良くないという判断です。

・コンテンツの無断複製
無断複製されたサイトが良くないのは当たり前ですね。

無断でなくとも重複コンテンツは、ペナルティ対象です。
自分のサイト内でも、ほぼ同じ内容のページがあると重複コンテンツとみなされる場合があります。

・十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
ネットショッピングサイトのユーザーレビューを、まんま盗用しているサイトをたまに見かけます。
レビューには価値がありますが、それはレビューが記載されたページの価値なので、盗用してはなりません。

こういったページは、アフィリエイトに適さないという事です。
アフィリエイトをするなら、ページに独自コンテンツが無いとダメという事です。

・ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
電話番号リストの羅列や、市町村名及び都道府県名を羅列したページ。
同じ単語や語句を不自然に繰り返しているページ。
これらのページは、意図してクローラーにキーワード検索させていると見なされます。

意図的でなく、うっかりやってしまうのが、グローバルナビゲーションのメニュー項目です。
同じ言葉を全てのメニューに入れていると危ないです。
例えば、「さくらホーム」「さくらブログ」「さくらナビ」「さくらの使い方」「さくらサーバ」など、無意味に同じ語句を入れるのは避けましょう。

・フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
アクセスしただけで感染するようなサイトは、海外に多いですね。
そうでなくとも悪意あるプログラムが動作するサイトがダメなのは、言うまでもありません。

・リッチ スニペット マークアップの悪用
最近出てきたリッチスニペットですが、検索結果に大きく表示されるため悪用される事があるようです。
ページ上に構造化データをマークアップする事でリッチスニペットが表示されますが、実際のページには無い構造化データを配置する輩もいるようです。

・Google への自動化されたクエリの送信
クエリの送信とは、検索ボックスに文字を入れて検索する行為の事です。
あるワードを一定時間ごとに送信すると、意図的にキーワードが検索された回数が稼げてしまいます。

数秒間に何十回も同じワードで検索をする方は居ないと思いますが、世の中には「検索順位自動チェックツール」なるものが存在します。
そういったツールの中には、実際に検索エンジンで検索して順位を調べているものがあります。
これが、自動化されたクエリの送信となる訳です。

意図せずペナルティになる場合があるので、順位検索は手動でやるのが安全そうです。


これらの殆どは、良くないSEO対策業者や悪質な専門家が行う過剰なSEO対策です。

不正をするつもりが無いサイト管理者が、知らないうちにガイドライン違反してしまうケースも時々あります。
ガイドライン違反を起こさないよう、内容を把握しておきましょう。

知らないうちに低品質サイトから、大量のリンクが張られる場合があります。
どう考えても悪意のあるやり口ですが、気が付きにくいです。
時折、被リンクを確認する癖をつけましょう。

過剰なSEO対策は、検索エンジンを混乱させユーザーにデメリットしか与えない事から厳しく対処されます。
SEO対策というのは、検索エンジンがサイトを正当に評価するのを手助けするもので、順位を不当に操作するものではないとGoogleは言っています。

やり過ぎ注意という事ですね。

スパム判定されているか確認する方法

スパム判定には、検索エンジンが自動判定して行うペナルティと、人が確認して判定する手動ペナルティの2種類があります。

Google Search Consoleに登録されているサイトがスパム判定され、手動ペナルティを請けている場合「重要なメッセージ」として、ダッシュボードに通知が表示されます。
しかし、検索エンジンが自動的にスパム判定したものは、通知が来ません。

検索エンジンによる自動判定の場合は、検索順位が下がる程度のものが殆どです。
検索エンジンのアルゴリズム変更は、年に500回を超えると言います。
ペナルティでは無く、アルゴリズムの変更による一時的な順位下降かも知れません。

ブログ運営に大きな問題は、出ないと思いますので1〜2カ月は様子見しても良いでしょう。

検索結果に表示されなくなったり、インデックスの削除などの重要なペナルティが問題です。
このようなペナルティは、人が実際にサイト内容を確認して、手動でペナルティを課しています。

上にも書きましたが、手動ペナルティを受けると、Search Console画面の上の方に、通知が表示されるので気が付くと思います。

ペナルティの詳細内容を見るには、以下の手順で見てください。
Search Consoleにログインして、対象のサイトURLをクリックします。
管理画面が表示されますので、左側にあるメニューの【検索トラフィック】→【手動による対策】をクリックします。

手動による対策

もし、手動ペナルティを受けている場合、画面右側に以下の文章が表示されます。

「サイト全体の一致」と表示されている場合は、サイト全体が何らかのガイドライン違反をしている場合です。
「部分の一致」は、ページやリンクなどの一部が違反している場合です。

また、下記のような警告も同時に表示されます。

「スパム行為のあるユーザー作成コンテンツが含まれています」
「サイトへの不自然なリンク」
「価値のない質の低いコンテンツ」

ペナルティを受けた原因を上記の文面から特定して、問題部分の対策をします。

こちらの公式ページに各対策方法があります。

公式ページを見ても良く解らない場合は、リンクでのペナルティなら「サイトの不自然なリンク ペナルティ解除」で検索すると実際に再審査を行った方のブログなどが出てきます。
画面付きで方法を紹介しているサイトが多いので先人の知恵を賜りましょう。

サイトを見直すのは手間ですが、原因を特定して問題部分を修正しない限り、ペナルティは解除されません。

サイトの再審査をリクエストする

ペナルティ対策を行ったら再審査を申し込みます。
再審査してもらわないとペナルティは解除してもらえません。

再審査には、改善レポートが必要です。

「問題となっている現在の状況」
「違反解消のために行ったこと」
「修正後URL」
「ガイドライン違反に至った原因」
「今後の誓約」

上記の必須記入内容を踏まえた、再審査リクエストの例文。

Google担当者様

このたびSearch Consoleにて「品質に関するガイドラインに反する、キーワードの乱用が確認されました」というメッセージを受け取りました。
該当ページを確認したところ、ご指摘いただいたキーワードの詰め込みと思われる部分が確認できました。

修正致しましたので、ご確認をお願い致します。

修正後URL「http://・・・/」

より具体的に閲覧者に意図を伝えようと思い、同じキーワードを多用してしまっておりました。
以後、ガイドラインを遵守し、このような事が無いようサイト運営をして参ります。

サイトの再審査を行っていただけるようお願い致します。
以上、何卒よろしくお願い致します。

これは、あくまでも例です。
原因が特定できて、修正が行われ、経緯説明があり、同じ事が無いようにする誓約、があれば文章の書き方は問わないと思います。
内容によっては、文面が長くなる場合もあります。

本当は改善前のURLも記載した方が良いのですが、ブログの場合は同じような内容の記事を別に用意する事になりますので、改善後のURLだけで構わないと思います。

念のため改善前の記事をキャプチャしておいた方が良いでしょう。
再度改善が必要になった場合に、以前の変更個所が解らなくなってしまうと、同じミスを犯してしまう可能性があります。

この申請内容を確認するのは機械ではなく人です。
人が見て理解出来る文面で、解りやすく、失礼の無いように書くようにしましょう。


文章の用意が終わったら、Search Consoleの【検索トラフィック】→【手動による対策】にある【審査リクエスト】ボタンから再申請しましょう。
1〜2週間ほどで返答メールが届くと思いますが、長い場合は1カ月ほど掛かる模様です。

もし、まだ改善されていないという内容のお知らせが来たら、再度サイト内の問題個所を修正して再審査リクエストをします。

何も修正せずに再リクエストするのはダメですが、修正して再リクエストであれば、繰り返しても問題ありません。
再リクエストを繰り返す事にペナルティなどはありませんので、問題が解決するまで頑張りましょう。

問題部分が改善されているのが確認できた場合は「再審査リクエスト:スパム対策を取り消しました」といったお知らせが届きます。
問題が残っている場合は「再審査リクエスト:ガイドラインに違反しています」というお知らせが来ます。

審査と結果待ちを何度もやっていると時間がかかるので、怪しいと思われる部分は思いきって全部改善した方が良いと思います。
時間が無い場合は、該当ページを削除してしまうのも手です。
改善が完了したらガイドライン違反のない記事にして、再アップすれば良いでしょう。

ペナルティを受けるような事をしないのが大原則ですが、もしペナルティを受けてしまった場合は参考にしてください。
お疲れさまでした!

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posted by ノービス at 01:12 | Comment(0) | SEO対策 困りごと
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